先端から2mmの部分に付けた0.5mm幅の黒色線を目安に窩洞形成を行うことで、CAD/CAMインレーに必要な厚みを確保することができます。また、スキャナーで読み込みやすいなめらかな形状が得られます。
※CC-2のみダイヤ部先端から5mmの部分に0.5mm幅の黒色線
包装単位:5本入り,10本入り/ケース *() 内旧称 |
マークCCバーセット |
各形態に仕上げ用ffがございます。
包装単位:各形態別に1箱5本入り
医院価格 ¥4,000(CC-1~4)、¥4,500(CC-5)
10本セット(各形態・各形態仕上げ用ff 各1本)
医院価格 ¥8,200
特徴
近年、CAD/CAM冠やジルコニアインレーといった審美性に優れた歯冠修復物への要望が多く、歯冠形成およびインレー窩洞形成にはより精度の高い形成技術が求められています。
従来から歯冠の軸面形成においては、ダイヤモンドバーの直径を目安として削除量を決定してきましたが、インレー等の内側性窩洞においては、見えにくい垂直方向の深さの基準をバーの長さの半分や2/3といった、甚だ曖昧な目安で形成が行われてきました。
そこでバーのダイヤ部に直接目盛を付けることで窩洞の垂直方向の深さを測りながら形成できるセラミックスインレー用ダイヤモンドバー「マーク」を開発しました。
「マーク」はバーの先端隅角を丸めたコーナーズラウンデッドテーパーで、ダイヤ部先端から2.0mmの部分に0.5mm幅の黒色目盛をレーザー印記しています。この黒色印記部を目安とすることで、インレー窩洞を1.5〜2.0mmの均一な深さで形成できます。また、インレー2級窩洞の隣接面ボックス形成の折にも、黒色目盛上部がバー先端から2.5mmに位置することから、これを目安に直視できない部分の形成にも有効です。
さらに、軸面の丈が短いCAD/CAM冠や金属冠などの維持形態が必要な症例にも、コーナーズラウンデッドテーパー形態の「マーク」は効力を発揮します。2mm〜2.5mmの目盛を目安にすることによって、過不足なく精度の高いグルーブやホールを形成することができます。
使用例
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